ポータブル冷蔵庫 ICECO T20S-WHレビュー

今年最初のボート釣りが、梅雨明け直後の真夏日だったためか、後片付け中の頭痛がひどく熱中症寸前とやばかったこともあり、以前から欲しいなぁと思っていたポータブル冷蔵庫を車載用に購入することにしました。

通常シガレット端子にDC12Vケーブルを刺して使いますが、ポータブル電源を利用すればエンジンが掛かっていないボート釣行中も稼働可能で、釣行後、熱中症予防のため冷たいタオルや飲み物でダメージを受けた身体をケアでき、なんといってもそのまま釣った魚を冷蔵して家に持って帰ることができます。

ネットやyoutubeを見ると、国産の有名なところだとエンゲル(澤藤電機)や外国製になりますがカセットボンベが使えるDometicといった有名所から安い中華製まで色々なレビューが上がっています。

そんな中購入したのが、PCパーツ製造・販売で有名なオウルテックが販売代理店をしているICECO T20S-WHです。

ICECOはアメリカのメーカーのようですが、イタリアのIndel Bという会社のOEM(でもMade in China)らしく、オウルテックも販売開始前にクラウドファンディングのMakuakeで出資を募っていたようです。

ただ、アメリカ版だと、Bluetoothでスマホと接続して温度等設定できるようですが、オウルテック版だと接続できないので日本向けに変更されているみたいです。

定価は71,280円とメチャメチャ高いのですが、楽天ポイントと10%割引クーポンで47,000円程で購入することができました。

最期までエンゲルの冷蔵庫と迷ったのですが、同容量の場合、重量が1.5倍(ICECO20リットルが10㎏であるのに対しエンゲル21リットルは15kg)とちょっと重いこともあってICECOの20リットルモデルに決めました。

この冷蔵庫の特徴は、コンプレッサー内蔵でマイナス18℃まで冷やせる上に、間仕切りで仕切ると半分は冷凍庫、もう半分は冷蔵庫として使えるというところです。

内寸ですが、仕切りなしの場合、W350ミリ×D240ミリ×H235ミリで、仕切った場合、左冷蔵室はW125ミリ×D240ミリ×H235ミリ、右冷蔵室はW200×D240×H235ミリになり、仕切り板の厚みは25ミリになります。

500ミリリットルのペットボトルは余裕で立てて入れられますが、900ミリリットルのペットボトルは立てて入れるとフタに当たってしまいます。

マイナス18℃まで冷やせるとはいうものの、釣った魚を持って帰るのに冷凍は必要ないので、釣りの時は一室利用・マイナス5℃の運用で十分だと思いますが。

二日程で手元に届いた冷蔵庫ですが、手持ちのシマノ・スペーザ350とほぼ同じサイズですが重さはプラス3㎏、表面はパール塗装された高級感漂う仕上がりで、ボルボやベンツのオプションにも採用されているようです。

早速コンセントに繋いでみます。ブーンというコンプレッサーの音がして、約2分後から温度が下がり始めます。

この冷蔵庫は、電源を繋いだときに前の状態を復元するメモリー機能(電源オンで電源が切れると再接続時に電源オンの状態になる)があります。

冷却方法は少し変わっており、通常モードと急冷モードがあるのですが、2室通常モードだと右冷蔵室から冷やし始め、10分経つと左冷蔵室を冷やし始め、2室急冷モードだと、左冷蔵室から冷やし始め、15分経つと右冷蔵室を冷やし始めます。(不思議なことに通常モードのほうが早く冷えるような気が。)

どれくらいの早さで冷えるかを、気温35℃くらいありそうな晴れた日の午後、これまた気温45℃くらいありそうな締め切った車内で実験してみました。

冷えていく様子をGoProのタイムラプスで撮影していたのですが、カメラ本体が熱くなりすぎて途中で電源が落ちてしまう中、マイナス18℃に設定した左冷蔵室はさすがにそこまでは冷えず、約1時間後マイナス10℃前後が限界でした。

一方、0℃に設定した右冷蔵室はマイナス5℃~プラス5℃を行ったり来たりとなかなか優秀でした。

気温25℃くらいの室内であれば、5分ほどで右冷蔵室は0℃に到達し、45分くらいで左冷蔵室もマイナス18℃に到達したので、外気温マイナス55℃くらいが限度なのでしょう。

銀マットなどでカバーを作って排気口を塞がないように冷蔵庫全体を覆えば、マイナス18℃に到達することも可能だと思います。

アメリカではオプションで断熱カバーがあるようですが、残念ながら在庫なしとなっています。

車内だと暑さでGoProが落ちるので、室内で改めてタイムラプスで撮影しました。あくまでも本体センサの温度なので参考にしかなりませんが。

まず2室モードからです。

 

急冷モードだと約53分で左冷蔵室が設定温度(マイナス18℃)になりました。

 

通常モードです。こちらは約42分で左冷蔵室が設定温度(マイナス18℃)になりました。

環境が微妙に違うので一概には言えませんが、急冷モードより通常モードの方がマイナス18℃に到達するのが早いという?な結果となりました。

続いて1室モードです。

マイナス18℃設定の場合。

 

設定温度(マイナス18℃)に到達するのに約1時間4分かかりました。

オウルテックのHPに注意書きがありますが、「温度センサーの位置により、実際はマイナス18℃に到達していてもマイナス15℃としか表示されない場合もある」とあるので実際はもう少し早く設定温度に到達していたのかも知れません。

マイナス5℃設定の場合。

 

設定温度(マイナス5℃)に到達するのに約8分しか掛かりませんでした。

マイナス5℃まではホント早いです。

実際に、常温のものを冷やしているのではないし、温度表示もパネルの温度でしょうから、実際に室の気温を設定温度に下げるにはもっと掛かるので参考程度にしかなりませんが、自宅の冷蔵庫の中で冷やしたものを入れる場合は、前夜から電源を入れて冷やしておかなくても案外大丈夫かもしれません。

ただ、非常に便利なポータブル冷蔵庫ですが、釣り用のクーラーボックスみたいに真空パネルを使用していないので、電源なしでの保冷は全く期待できません。ですので、エンジンが掛かっておらずシガーソケットが使用できないときの電源の確保が重要となります。また、底面には冷却パネルがないため、金属製のバットを敷くつもりです。

お盆の釣行時に使用しようと思ったのですが、猛暑により中止としたので、9月の釣行がデビューの予定です。

実際に使用した場合については改めて書きたいと思います。

 

 

 

 

 

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